東京レジャー開発
事業本部 竹内 沙織
お客様に「Re:Creation」(自分を再創造・再発見)を体験してもらえる空間を作ること。
これを東京レジャーの価値として掲げ、全スタッフに浸透することを最終目標に、同じ職場の仲間に「イイね!」「すばらしい!」「ありがとう!」と感じたことを挙げてもらう取り組みを2022年度よりスタートしました。
そして、今回も数多くの推薦の中から、2023年度上期の優秀者を2名決定。また、素晴らしい視点をもって推薦してくださった推薦者にも表彰を行いました。
~2023年度上期 優秀賞の紹介~
<優秀賞>富嶽カントリークラブ 小澤 千春さん
長年にわたり富嶽カントリークラブでキャディとして活躍している小澤さん。グループや社内など身近で起きていることは「他人事だと思えない」という。そのスタンスでの仕事ぶりに、他の従業員やお客様からの信頼は厚い。今回も複数人から推薦を受けての受賞となりました。
■部門の垣根を越えた“当事者意識”を発揮!同僚の想いを汲んだ行動がお客様の笑顔に。
「オハヨー乳業の牛乳が静岡ではなかなか見つからなくて困っている」
行動のきっかけは、世間話の中でレストランのスタッフから出たこの一言。
数日後に控えたOHAYO会(オハヨー乳業のコンペ)のランチで、同社の牛乳を提供したいというレストランの想いを聞いて、小澤さんは、「販売店を知っているから買ってきてあげる」と自ら引き受けた。2日間に渡り、店舗をハシゴするなどして必要本数を1人で買い集め、スーパーと職場を2往復。「袋いっぱいの牛乳を1人で運ぶのはなかなか大変だった」と笑顔で話してくださいました。行動の動機について尋ねると、「損得勘定なく、勝手に身体が動いてしまう」「親切とかお節介とか関係ない、困っている人がいたら放っておけない性分で」と。小澤さんにとっては仕事とは関係のない、当然の行動だったそうです。
結果的に牛乳は大好評で完飲。オハヨー乳業の社員の方々も、お取引先の方々にも大変喜ばれたとのことでした。このエピソードを推薦した安藤 卓弥さんは、「部署の垣根を越えてコミュニケーションをとり、自分ごと化して会社に貢献する姿勢が素晴らしいと思った」とコメント。その視点もまた素晴らしいと感じました。小澤さん、安藤さんをはじめ、富嶽カントリークラブで働く皆さんが、お客様を想い、クラブをより良くすべく連携したことが、今回の表彰に繋がったのだと思います。1人1人が小澤さんのように当事者意識を持った行動ができれば、もっと良い組織になるはずです。サービス業である私たちの仕事は、まず目の前の人を笑顔にできてこそだと、学ぶことができた事例でした。