瀬戸内海経済レポート
いいモノはいい!広報担当 安江 義男
瀬戸内海経済レポートは、記事に対する「感謝の質向上」部門と、取材業務に限らない「失敗を恐れない新しい取り組み」部門の受賞者を決定しました。
1年を通した取り組み、特に「見えるモノ」ではなく、相手の想いにフォーカスした記事を目指す「感謝の質向上」表彰で見えてきたのは、ただ結果を顕彰すればよいのではなく、表彰に値する結果を目指すプロセスの大切さ。互いに課題を指摘し合い、改善点を見出だし実践するPDCAサイクルを回すことで、編集部全体の質向上への足がかりをつかめたと感じています。
議論深めさらなる精進誓う
■「感謝の質向上」部門
受賞者 編集部 古川竜聖
入社3年目の若手記者。昨年11月、岡山県北の津山市で、カイロプラクティックサロンなどを経営する女性が、薬草入りのクラフトコーラを開発したという記事を執筆。当初の商品紹介目線の内容から、編集部内の議論を経て導いた結論により、宇田川榕菴、箕作阮甫ら著名な蘭学者を輩出した古里の「誇れる歴史を発信したい」という想いを汲んだ記事にしたところ、「VISION岡山の記事は私の想いを文字にしてくれた」と感謝されました。
こうした事例を増やそうと今も悪戦苦闘している古川記者。「相手の言ったこと、目に見えることが本当に伝えたいこととは限らない。表彰を励みに、『いいモノはいい! ダメなモノはダメ! 』ともっと議論しながら、記事の質向上につながるよう精進したい」と意気込んでいます。
花の定期便で職場に「潤い」
■「失敗を恐れない新しい取り組み」部門
受賞者 総務部 木村圭子
木村さんは総務のベテラン。職場に「潤い」が必要ではと考え、花の定期便の利用を提案してくれたことを表彰しました。
週替わりで飾られる花は、まさにオフィスに華を添え、季節も届けてくれています。ふとした時に目に入る彩りは、心の健康にも良薬となっています。来客にも好評で「花を飾っている応接って最近ないんですよね」と感心してくることもしばしば。社内外にちょっとした好影響を与えてくれています。
木村さんは「皆さんが気持ちよく働けるのが何より。賞という形で認めてもらいうれしい」と話していました。