GOOD THINGS AWARDS

ライフデザイン・カバヤ

DX活用でライフワークバランス向上を実現

ライフデザイン・カバヤ株式会社
特建事業部工事課 黒木 稜太さん

建築DXは、業界の課題となっている業務効率化や現場管理改善、人手不足解消などを解決するべく今も進化を続けています。ライフデザイン・カバヤで採用しているシステム「ANDPAD(アンドパッド)」は2016年から提供を開始。全国の利用社数は21万社超、約55万人以上の関係者が利用している国内随一の建築・建設クラウドサービスです。さらに「ANDPAD」では利用ユーザーが活用事例やノウハウを情報交換するコミュニティを展開しており、価値の高いアイディアや実績を「ANDPAD AWARD」として表彰しています。

その「ANDPAD AWARD 2025」において、特建事業部工事課で施工管理者として活躍されている黒木 稜太(くろき りょうた)さんがユーザー部門賞「ベスト黒板ユーザー賞」を受賞されました。6月に東京大手町で授賞式が開催されたばかりの黒木さんに受賞について、ご自身についておうかがいしました。

―受賞おめでとうございます! 黒木さんは入社されてまだ間もないんですよね

ありがとうございます。これまで様々なツールを使ってきましたが、「ANDPAD」はとても便利で使いやすいツールなので、もっと使いこなせていけたらいいなと思っています。入社は2024年3月なので、ようやく2年目ですね。前職もマンション建設現場に関わっていました。前職の上司が誘ってくださったのがきっかけで転職し、現在担当している現場が入社後初めての現場で、チームワークがとてもよく、楽しく仕事しています。

―現在のお仕事について教えてください

ほぼ毎日が現場での仕事です。現在は両備グループ様をはじめ地元企業3社で進めている住宅複合コミュニティ「風の野 学南」プロジェクトの賃貸マンション建築の施工管理を担当しています。まず朝礼でその日の流れを職人さんと共有し、工事を進めていきます。現場では安全が絶対的で、安全を確保するためには職人さんとの密なコミュニケーションが欠かせません。日々のコミュニケーションを通じて進捗状況を把握することも重要な責務だと感じています。

―「ベスト黒板ユーザー賞」とはどんな賞なのですか?

「ANDPAD AWARD」には2種類あって、企業実績に対する「DXカンパニー部門」と個人利用を表彰する「ユーザー部門」があります。「ユーザー部門」も10部門に分かれていて、多機能をうまく活用する方が表彰されます。「黒板機能」は施工写真を現場ですぐに整理できる機能で、顧客との台帳共有もスムーズでわかりやすくできます。

「ANDPAD」は他にも設計図や検査機能、工程管理など様々な機能があり、ユーザーと一緒に進化していくサービスなので、今後もどんどんブラッシュアップされていくと思います。

―「黒板機能」の導入によって、どのような業務改善がありましたか?

施工管理者は工事の状況を逐一写真に撮って記録する必要がありますが、現場範囲が広い上に撮影点数が膨大で、帰社後に写真を整理する作業が本当に大変でした。そのあとExcelにひとつひとつ書き込む必要があり、残業になることもありました。ですが、「ANDPAD」の黒板機能を使い始めてからは、その手間が大きく軽減されたと実感しています。今回の「ベスト黒板ユーザー賞」第2位受賞はこの黒板機能を業務に採り入れ、全ANDPADユーザー約55万人のなかから効率化を実現できたとして評価されたものです。

―仕事の魅力について教えてください

私が所属している特建事業部は月に1回、若手社員が集まる会議があります。ほかの部署と比べ中途社員が多いため、各々培ってきた業務の進め方や便利なツール等を持ち寄り、業務の効率化につなげられるように意見交換をおこなっています。日々の業務で感じている課題や提案を立場や年次に関係なく話せるのがありがたいですね。

―黒木さんの仕事の流儀はなんですか?

現場を働きやすい環境にすることです。職人さんは年上の方が多く自分よりキャリアが長い方がほとんどです。常に「教えていただく」という姿勢を忘れないようにしています。それからやはり安全の確保を徹底しています。

―今後の目標は?

仕事にもつながっていきますが、これからも業務効率化を推進して、ライフワークバランスの取れた環境づくりを目指したいと思っています。仕事と家庭をしっかり両立させて、それぞれの時間が活力につながるように。現在もかなり改善されていますが、まだ工夫の余地はあると思います。自分ができることでより良い就業環境になればと考えています。

〈ANDPAD AWARD 2025 授賞式の様子〉

▲黒木 稜太さん(写真右)

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