スクエアビル 総務部 課長 永井 道雄
スクエアビルでは、全4名の社員が最強の少数精鋭チームになることを目指し、今年度より「業務に有益な資格」「趣味一芸の資格」取得を奨励し、表彰する制度の運用を開始した。
このたび、「業務に有益な資格」を取得した人の中から2名、そして「番外編」として1名の受賞者が決定し、昨年末に開催したライフデザイン・カバヤ不動産部との親睦会で表彰を行った。
◆対象者
「業務に有益な資格」取得者表彰
佐藤 隆之(設備課 係長):冷媒フロン類取扱技術者
大月 耕二郎(設備課 係長):消防設備士、消防設備点検資格者、他3資格

「番外編」表彰
佐藤 隆之(設備課 係長):岡山商工会議所優良従業員表彰

いいモノはいい!リーダー渡辺の肝いりでスタートした本制度。実は制度が整備される以前から、従業員に「少人数の会社であるからこそ、一人ひとりの実力が事業活動の成果であるキャッシュに直結する。」と、自己成長を促してきた経緯がある。表彰制度の運用を機に、「最強の少数精鋭チームを創る」という考えは、さらに社内に浸透し、「目標を達成するために自分に足りていないモノは何か?そのためには、どんな知識や資格が必要か?」を自ら考え、行動することにつながり、コミットメントシートにも自然と資格取得が掲げられている。
結果として、従業員のモチベーションも上がり、中には5年先を見据えて資格取得を計画するなど意識の変化は顕著だ。奨励金と共に、そのモチベーションの一端を担っているのが「自己成長=会社の発展」という実感である。佐藤が「冷媒フロン類取扱技術者」を取得することで、外部発注していた業務を内製化することが可能になった。佐藤はこれまでにも同様のケースで年間200万円以上の固定費削減に寄与しており、スクエアビルと言う小さな組織の中で大きな存在感を放つ。
これまでの人物育成とは会社から“与えられる”ものという意識が強かったが、本制度をきっかけに、成長とは“自らが求め、つかみ取るもの”へと意識の変化が見え始めた。この小さなうねりを大きな流れとするためには、人生そのものが充実してこそ。今後は趣味一芸の資格取得に対しても、各自が意識を高めていけるよう働きかけたい。
今回の対象者以外にも、3月までに受験・合格発表を待つ者もいる。更なる人物育成と会社の発展のため吉報を待ちたい。