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東京レジャー開発 

【TLD】同僚を思いやり職場の一体感を醸成する表彰制度としたい

東京レジャー開発 事業本部 谷田川 多紀子

東京レジャー開発では、11月に2022年上期の表彰式を行った。

今回は10月に行われた支配人会議で、各ゴルフ場・練習場から支配人が選出した事例を支配人賞とし、その中からもっとも良い事例をTLD賞として選出。2022年上期TLD賞として選出されたのが、カバヤゴルフガーデンの小谷みゆきさんと、紀南カントリークラブの三尾旭洋さん。

小谷さんは、カバヤゴルフガーデンに10月から設置された弾道計測器ゴルフ練習ツール「トップトレーサー」導入にあたり、その準備過程から皆のスケジュールを組み、お客様にその魅力や操作方法などを説明できるように勉強するなど、率先して導入準備を進めてくれた。「小谷さんのおかげで導入がとてもスムーズだった」と、植田支配人から賞賛の声が上がった。小谷さんは、「導入して終わりではなく、お客様に飽きずに楽しんでもらえるような企画を考案し続け、カバヤゴルフガーデンの価値を高めていくことが重要」と話してくれた。

紀南CCの三尾さんは、富嶽CCが人員不足で運営に支障が出そうなとき、急な依頼にも関わらず、マスター室に短期間ヘルプとして勤務してくれた。「富嶽CCのキャディさんからの信頼も厚く、慰留を求められるほどだった。」と紀南CCの仲前支配人だけではなく、富嶽CCの武田支配人からも賞賛された。
三尾さんは、「マスター室業務は初めてだったので不安だったが、自分にできる限り一生懸命務めた。そう思ってもらえたことはとてもうれしい。」と話した。
仲前支配人は「三尾さんは話を聞くのが上手い」と人柄についても太鼓判を押す。
忙しい中でも、一緒に働くスタッフの話に耳を傾け、同僚を思いやる行動が表彰につながった。

支配人賞は、富嶽カントリークラブの井出雅大さん、カバヤゴルフクラブ横山香奈枝さん、伊勢中川カントリークラブの松下美奈子さんの3名。

井出さんは、富嶽CC近辺の道路でオートバイの単独事故があり、被害者が富嶽CCに電話を借りに来た。井出さんが対応したうえ、身を案じて最寄り駅まで車で送った。後日、御礼の手紙が井出さん宛に届いた。その方は来場者ではなかったが、困っている人に対して、自然と手を差し伸べる「人として」の対応が評価された。

横山さんは、クリンネスト1級(生活空間を清潔に保つスペシャリスト)の資格を取得し、業務に活かすとともに、自宅での清掃に効果のあるものを職場でも提案し、効率よく且つ綺麗に仕上げることを実践。社内表彰制度が始まる以前から、自主的に資格取得に取り組んでおり、佐藤支配人から積極性が評価された。

松下さんは、荒天時に来場されたお客様にリベンジ券(次回の割引券)をお渡しする際に、「悪天候の中ご来場いただき、誠にありがとうございます。ささやかではございますが、次回の優待券をご用意させて頂きましたので、是非またのご来場をお待ちしております」と感謝の気持ちを、自身の言葉で丁寧に伝える行動が評価された。

今回の表彰者選定においては、受賞者が「自分で考えて、決めて、行動したこと」を表彰の対象とした。同じ職場の仲間への賞賛など、日々の業務の中の小さな出来事に目を向けてもらいたいという想いを大切にしながら、今後は表彰対象の拡大も検討していく予定。

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