お互いを知り、自ら学べる半期表彰
日本カバヤ・オハヨーホールディングス 田中 景涼
オハヨーバイオテクノロジーズでは、毎月全社員10名参加の定例会議を実施している。2022年4月から定例会議の冒頭にいいモノはいい!の毎月表彰の時間を作っており、9月の会議で表彰制度を実施して半年を迎えた。上期の毎月表彰の受賞者5名の中から、1名が選出され、半期表彰が行われた。
半期表彰に選ばれたのは、なんと、今年の4月に入社したばかりの森田さん!
史上最速でロイテリ・マスタープログラムの上級に合格。
さらに医療学会でセミナーを実施するなど新入社員とは思えない仕事ぶりで、実施に至るまでのプロセスや成長、さらに周りへ良い影響を与えた点が評価され、半期表彰に選定された。
半期の運用後、社員からは、
・やりがいに繋がった
・みんなの前で取り組みについて表彰されることでモチベーションが上がった。
など、いいモノはいい!の取り組みに、前向きな意見が出てきている。
さらに
・ほかの課やメンバーの業務や仕事の取組みを知ることができた。
・よい取組や行動は1人に限らないので、月に2人以上受賞者がいてもいいのではないか?
・自分の仕事範囲や関わりだけでは気づけなかったことを知ることができた。
と、他の社員やチームに目を向ける機会が増えているという声も多い。
オハヨーバイオテクノロジーズは、入社1年未満の新しい社員が5名と多く、チーム作りは苦戦するだろうと浅沼は思っていた。業務のスキルや経験があっても、お互いの人となりを知らなくては人やチームは成長しない。表彰制度は、お互いを知るきっかけづくりになったと感じているし、お互いを知ることによって、自由闊達に意見を言い合える環境になってきている。
お互いが何をやっているか、何を考えて行動しているかを知り、人への興味関心を持った結果、自分のチームだけでなく、他チームの業務に積極的に関わることにも繋がった。メンバーの人となりを知ることによって、自分で仲間を助けたいという想いが生まれ、それが行動に繋がっていると浅沼は語る。人やチームを育てるには時間がかかり、思った通りにいかない。しかしこの表彰制度を1つのきっかけとして活用することによって、人物を育てることに繋がり、そしてそれがチーム全体の成長にもつながっている。