ファン獲得につながる接客にフォーカスした表彰制度
いいモノはいい!リーダー : 常務執行役員 渡邊 亜紀
ライフパートナーイケダの価値は、「飼い主とペットに寄り添う存在になる」こと。今年度から始動した表彰制度の表彰名を、「新たなイケダファン獲得したで賞」と決めた。好立地店舗が多く、ペットブームを経たことで、商品を並べるだけで売れてしまうことも経験してしまった。しかし、冒頭の価値を実現するためには、お客様との信頼関係を築くことが不可欠。接客を通して、お客様が何に悩み、何を求めているのかを知り、解決に向けたアドバイスをすることの積み重ねが信頼につながる。百貨店での売り場経験が豊富な渡邊は、従業員に対し日々接客の重要性を説いているが、「今年度の表彰制度では特に、新たなファン獲得につながるような素晴らしい接客に注目し評価することで、接客の重要性の浸透と学びの機会にしたい」と考える。また、「上司が部下の日々の行動をしっかり見る癖をつけ、良い取組に気付けるようになってほしい」と話す。店長が店舗スタッフに対して、エリア長が店長に対して、優れた接客を見つけたらその内容をエントリーシートに記入し、本部へ提出。毎月の店長会議にて、各店から集まったエントリーシートの内容を共有し、どの部分が良いと感じるのか、ファン獲得につながったポイントは何かを話し合っていきたい。また、渡邊がエントリーされた従業員に対し、感謝と賞賛の言葉を添えたサンクスカードを送ることで、一方通行ではなく双方向のやり取りにする。渡邊は、「人間の本能として、人の悪い部分はすぐに見えるが、良いところは意識しないと気づかない。人に興味を持ち、素晴らしいところを認め、伝え、学び合える文化を作りたい。そして一人ひとりが自信を持って接客にあたることで、ファン獲得につなげていきたい。」と笑顔を見せる。
■設定した賞
新たなイケダファン獲得したで賞
■運用プロセス
①新たなファン獲得につながるような素晴らしい接客を見つけたら、 店長(対店舗スタッフ)・エリア長(対店長)がその内容をエントリーシートに記入し、都度本部に提出。
②4月・10月の半期に一度、部長会にて全エントリーから店舗ごとに優秀賞を選定し表彰
③4月には前年度の優秀賞からMVPを選定し、年間最優秀賞として表彰。