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瀬戸内海経済レポート

記事を起点に目指す姿がカタチに

瀬戸内海経済レポート
 いいモノはいい!広報担当 安江 義男

今回は、4月14日号に掲載した岡山県リペア協会の「『もったいない精神』を現代に根付かせる 協同組合化で次のステージへ」を紹介します。というのも、この記事が、週刊VISION岡山を起点に信頼関係を築き、経営課題の解決を通して成長をサポートし、経済レポートの収益化にもつなげるという、われわれが目指すビジネスプロセスを体現したものだからです。

記事は、住宅、衣服、カバンなどさまざまなものの修理・修繕事業者の団体岡山県リペア協会が、県の認可を受けた協同組合になったというものです。日本人が本来持つ「もったいない精神」を再び現代に根付かせ、修理・修繕して使い続けるリペア文化を改めて創出したいと業種の壁を越え活動する団体の新たな一歩です。

その誕生は、住宅の傷補修専門会社㈱リペアテック(岡山市)佐々木翔平社長への取材がきっかけでした。日本人が本来持つ「もったいない精神」を再び現代に根付かせ、修理・修繕して使い続けるリペア文化を創出したいという想いを聞かされた赤木英紀記者が、「リペアを手掛ける業者が集まれば、発信力が高まるのでは」と提案。取材を通じてつながりのある事業者に声を掛け、2022年9月に会員9社で産声を上げました。全国的にも珍しいコンセプトでつながる異業種の協同組合化も、全国展開に向けブランド力を高めようと岡山県中小企業団体中央会を紹介したもので、立ち上げから一貫してVISION岡山が“伴走支援”を続けています。

岡山県リペア協会立ち上げから協同組合化へ一貫してサポートしてきた赤木英紀記者(左から3人目)


いいモノはいい!の「感謝の質向上」表彰で取り組む、本質を導き出しカタチにするというチャレンジが、通り一遍の取材で終わるのではなく、取材相手の想いを引き出し、記者として構築したネットワークを活用して課題解決につなげる―。まさに「メディアである」ではなく「メディアという武器を持つ」存在としての取り組みの結実です。

岡山県リペア協会協同組合化の記事(週刊VISION岡山2025年4月14日号)

これからも、瀬戸内海経済レポートは、企業に寄り添い、つなげ、課題を解決する取り組みを進めていきます。そのためにも感謝の質の高い記事、取材を追究していきます。

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