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瀬戸内海経済レポート

なぜ感謝の質向上に取り組むのか

瀬戸内海経済レポート
いいモノはいい!広報担当 安江 義男

瀬戸内海経済レポートがいいモノはいい!で取り組む「感謝の質向上」表彰。その目的は、取材を通してニュースの本質を導き出し、伝えるべきことを分かりやすく伝えることで、地域密着の経済誌としての理想を追求することにある。ちょうど1年前の週刊VISION岡山新春特別号に、その想いが端的に伝わる「社説」を掲載した。その内容を通し、感謝の質向上に取り組む理由を改めて紹介する。

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VISION岡山の「意志」を伝える

2023年のゴールデンウィーク特別号からVISION岡山に社説の掲載を始めて、9カ月が経過した。社説は「岡山の政財界をつなぎ、意志を持った経営者を発掘し育てる」というVISION岡山が掲げる理想の実現に向け、自分たちの「意志」を伝えることで、「読者の皆さんとの信頼関係を一層強固なものにしたい」という想いを込めたものだ。

ペースをつかむまでは苦労もあったし、内容について批判的な意見もあったのだが、「毎号楽しみにしている」「(内容について)まったく同感。よく書いてくれた」「ペンの力に感動した」と過分な評価をいただくこともあり、書き手としては大いに励みになった。

VISION岡山では、「取材相手が話したこと」「プレスリリースに書いてあること」ではなく、たとえ言葉にはしていなくても「相手が本当に伝えたいこと」「最も大切なこと」を、読者に分かりやすく伝える意識の徹底を図っている。それが、自分たちの掲げる理想を実現するために欠かせないと信じるからであり、「話した内容通りではない」ことで、取材相手とトラブルに至るケースもあるのだが、そこについては今年も「こだわり」を持ち続けたいと考えている。

社説に関する反応を通じ、「相手が伝えたいこと」「最も大切なこと」に加えて、VISION岡山として伝えるべきこと、伝えたいこと、つまりわれわれの「意志」を伝えることで、誌面を通じて双方向のコミュニケーションが生まれることを痛感した。コミュニケーションの基本は自らの意志を開示することから始まると言われるが、それは対面のやり取りに限った話ではないということだろう。 前回の東京オリンピックが開催された1964年に創刊した瀬戸内海経済レポート(現・週刊VISION岡山)は、2024年で60周年を迎える。引き続き、「意志」の伝わる記事の発信に努め、岡山経済の活性化に微力ながら貢献していく決意だ。

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編集長の大森昭伸が執筆したこの社説は、VISION岡山の指針とも言える内容。なぜ記事の「感謝の質向上」に取り組まなければならないのかを示すとともに、その先の理想を実現することこそが自分たちの目標と強調している。

各記者はその目標に近付けるよう、感謝の質向上に日々取り組んでいる。しかし、現実は厳しい。自分自身を振り返ると、伝えなければならないポイントを明確化できないがゆえに、あれも伝えたい、これも伝えたいとダラダラと長い文章になってしまいがち。自分なりに納得感がある気にはなるのだが、読者の目線からは何を伝えようとしているのか理解できない状況を招き、何度も添削されてしまう。そもそも、自分自身が「何を伝えるか」腹落ちしていない状態で書いた原稿が、読者にとって分かりやすいものであるはずもなく、自身の原稿を客観的に読むことの難しさに打ちひしがれることもしばしばある。

「感謝の質」とは実に奥深く、道のりは長く険しいが、あきらめたら終わりである。まずは、自身の原稿をより客観的に読むにはどうすればよいのか、今年はそこにこだわってみたいと思う。

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