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ライフデザイン・カバヤ

「100点はない」永遠のChallenge

ライフデザイン・カバヤ株式会社
FC事業本部 技術課 永田 創一

入社2年目の営業職以外の社員を対象に、もっとも活躍した人材に授与される「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」。20名の中から選出された映えある2023年度受賞者は、FC事業本部技術課の永田 創一(ながた そういち)さん! 出身は栃木県ですが、縁もゆかりもない岡山へ。“常に楽しく”をモットーにした仕事に対する姿勢の裏側には、ものづくりへの夢と飽くなき挑戦への気構えがありました。受賞の喜びと仕事との向き合い方、今後の抱負などについてお話を伺いました。

―受賞おめでとうございます。受賞された際はどんなお気持ちでしたか?

喜びよりも驚きのほうが大きかったですね。同期は皆さんとても尊敬できるメンバーばかりなので、私は選ばれないだろうと思っていました。
造形作家である父の影響で、ものづくりを仕事にしたい、大きなもの=建造物を手掛けたいと夢を持って就職活動する中でライフデザイン・カバヤに出会いました。面接時に感じた人の温かさが「自分にあっている」と信じて入社し、2年間周りの方々に支えられながらここまでやってきました。この会社を選んだことが間違ってなかったと実感できて、とても嬉しく思っています。

―推薦文の中で「朝起きて行きたくなる会社」という言葉が印象的でした。

「行きたくないと思ったことが一度もない」というほうが正しいかもしれません。部署内の雰囲気がすごく良くて、仕事がしづらいと感じたことがないんです。朝からいつもワクワクしていて、毎日仕事を楽しみにしています。

―私は大きな失敗をした翌日は仕事に行きたくなくなります。

そこまで大きい失敗はありませんが、細々した失敗やミスはたくさんしていますし、注意されることもありました。そんなときは落ち込むより先に「なぜ失敗したのか」を考え、理由を追及して次に生かすようにしています。成功体験よりも失敗体験のほうが成長できるという考えです。

―Instagram開設など、新しい取り組みが評価されていましたね。

私が所属するFC事業本部は、CLTの普及を大きな目標としています。しかし日本人、特に当社のターゲット層である若い世代には周知されていないという大きな課題があります。そこで、多くの方が情報源としているSNSの中でも若い世代に利用されているInstagramは重要なタッチポイントだと考えて、新設と運用を先導してきました。
最初は新入社員の提案を採り入れてくれるのか、そもそも意見を言っていいのかも不安でした。しかしそれは杞憂で、課題解決への取り組みを後押ししてくださる環境は心強い味方でした。まだ始めたばかりでフォロワー数も多くなく、実際にお客様から「Instagramがきっかけで興味を持った」といった声が届いているわけではありませんが、今後具体的な成果につながっていくような取り組みを進めていくつもりです。


―仕事について教えてください。

CLTを使った「LC-core構法」において、柱や梁といった骨組み部分の構造計算を担当しています。“常に楽しく ”をモットーにして取り組んでいますが、自分の中に火が点くのは「課題に直面したとき」。疑問や課題と捉えたことをそのままにせず、質問という形で顕在化させることを心がけています。熟練の先輩方と肩を並べて、ホワイトボードを囲んで課題の改善に向けて意見を出し合う時間は、とても有意義だと感じます。現場でも問題が起きたと聞くと焦りよりも“どう解決しようか”と気持ちが湧き立ちます。少し変わっているかもしれませんが、前例がないものであっても小さな気づきであっても、課題解決や改善につなげていくことそのものが面白いと感じています。

―永田さんにとってこの一年に点数をつけるとしたら?

70点です。今回評価していただいた点でもあるSNSの運用も、目に見えた結果がまだないためです。ですが、例えSNSの成果がみえたとしても、他に達成感のある仕事をしたとしても、私の中で100点に至ることはないと思っています。100点って完璧で伸びしろも改善の余地もないってことじゃないですか。1つ解決しても満足せずにまた次へ、次へと常に挑戦していたいと考えています。

―後輩たちへのメッセージを。

「楽しく仕事をしてほしい」です。私は誰よりも楽しく仕事をしている自信がありますが、それは自分がどうすれば楽しく仕事をできるかを知っているからだと思っています。「何を楽しい仕事と感じるか」は一人ひとりそれぞれに違うので、楽しく仕事をするためには何ができるかを自分で考えてほしいと思います。楽しく仕事をしていれば、自然と成長していくし毎日がすごく充実しますよ!

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