讃えあう文化、社員皆が働きたくなる元気な組織づくりへ
いいモノはいい!リーダー : 品質保証部 部長 亀本 二郎
カバヤ食品では、10月より表彰制度「カバヤMVP賞」の運用を開始する。素晴らしい行動をしている人を称え、互いを認め合う文化をつくり、人と人とがつながる活気にあふれた組織にすることである。
いいモノはいい!リーダーの亀本は、ここ数年の度重なる経営陣を含めた体制変更で、離職や異動が頻発したことにより、人の入れ替わりが激しくなり、社員の人間関係が徐々に希薄化していると感じていた。他部署との連携が希薄な縦割り文化と相まって、年齢や役職により気軽に話せない雰囲気になってきている社内の状況に危機感を覚えるようになっていった。その根本的な原因を考えた時、人に興味を持てなくなっていることではないかと気づいた。
「カバヤ食品は、人と人とが本音本心でつながっていたからこそ、部署・年齢・役職を越えて自由闊達な議論が生まれ、世の中に新しい価値を提供してきた。今こそ、そこに立ち返り、人に興味を持ち、人と人とがつながるきっかけを作り、皆が働きたくなる元気な組織にしたい」と亀本は語る。
カバヤMVP表彰制度MOVIE
表彰制度のスタートとなる今年は、部門ごとにグループ分けを行い、その中で、失敗を恐れず挑戦する人、学び続けている人、頼られる人など、些細なことと思わず、少しでも素晴らしいと感じる行動を定期的に紹介し、半年に一度、各部門の新人賞やMVP、そして全社MVPとして表彰する。
まずは、ともに働く仲間がどんな人か、どんな想いで、どんな行動をとっているかに興味を持つこと。そして相手を知るためには、まず自分自身が心を開く必要がある。
皆さんもこういった経験はないだろうか。
・普段、話をしていなかった同僚と喋ってみたら意外と楽しかった。
・見た目や業務上の付き合いだけでちょっと変わっていると思っていた人の印象が、話してみると、大きく変わった。
・たわいもない世間話をしていたら、共通する話題を見つけて大盛り上がりになった。
・明るく元気な挨拶をされて、1日のスタートが良い気分になった。
最初は壁を感じるかもしれないが、まずは身近な人に興味を持ち、勇氣を出して自ら一歩を踏み出すことで新しい発見や気付きが生まれてくる。この表彰制度は、最初の壁を乗り越え、人とのつながりを生み出すためのきっかけづくりとして盛り上げていきたいと考えている。
カバヤ食品 いいモノはいい!リーダー :
総務部 部長 草信 拓志
人事部 部長 三次 章史
品質保証部 部長 亀本 二郎