ライフデザイン・カバヤ
広報課 田中 南瑠
ライフデザイン・カバヤ株式会社
岡山支店 設計部 設計課 杉本 充さん
入社2年目の営業職以外のルーキーを対象に、もっとも活躍した人材に授与される「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」。21名の中から選出された映えある2023年度受賞者は、岡山支店 設計部設計課の杉本 充(すぎもと みつる)さん! 大阪生まれの大阪育ち、9人きょうだいの7人目というルーツを持つ杉本さんに、受賞の喜びと仕事への考え方、今後の抱負などについて訊きました。
―受賞おめでとうございます。受賞された際はどんなお気持ちでしたか?
「えっ、私ですか?」でした(笑)。正直なところ他の方のほうがずっと優れていると思っていたし、自分自身も受賞を目指していたわけではありませんでした。受賞のアナウンスをされた際に「そういえばそんな賞があったなあ」と思い出した程度。だから未だになぜ自分が、という気持ちは持ったままです。
それでも皆さんから祝福を受けたりこうやって話を訊いていただけたりしているうちにじわじわと実感のようなものが湧いてきて、自分を選んでいただいたんだな、ありがたいなと、感謝の気持ちがいっぱいという感じですね。
―入社以降、心がけてこられたことは。
受賞のために特別なことをしたというのはないのですが、自分なりにやってきたことは「自分の答えを持とう」と意識してきました。わからないことや納得できないことをそのままにせず、また人の受け売りでなく自分なりの考え方として落とし込むことを意識していました。元来好奇心旺盛で“知らないこと”への意欲は大きいのですが、上司や先輩への相談は人一倍してきたと思います。
―業務の中で苦労されたことはどんなことですか?
1年目はCAD課で営業さんに渡された契約図を起こす業務に従事していたのですが、繁忙期には納期が重なって間に合わせるために大変な思いをしました。目の前の業務だけでなく次の準備もしなければならず、時間配分と業務両立にはとても苦労しましたね。
それでも私の契約図が「わかりやすかった」「説明しやすかった」と言っていただけ、成約につながったと聞くととても嬉しく感じました。
―メンターからもらったアドバイスで印象的なものは?
「会社の集まりには積極的に顔を出す」ですね。岡山支店に配属されたことで人間関係の構築はそのままでも問題なかったのですが、他支店と関わることも当然出てくる。どうやって拡げていけばいいのか悩んでいたときにそう教えていただきました。本来は一人でいるほうが多かったのですが、声をかけられたら断らずキャンプやスノボ、飲み会など未経験のお誘いであっても積極的に参加しました。
―大阪出身なのに岡山弁ですね!
そうですね(笑)。無意識に人に合わせる癖があるんでしょうかね。地元に帰ったらバリバリの関西弁になるんですけどね。
―今後の目標は?
知識と経験はもちろんのことですが、一級建築士の資格取得を目指したいですね。お客さまとお話する上で目に見える結果である資格はやはり重要だと感じています。目標にしている先輩はSさんとMさん。仕事のクオリティが高いだけでなく、人との関わり方も素晴らしく、自分のなりたい姿として尊敬しています。
今回の受賞に感謝し自分の中にしっかりと受け止めて、今後も何事に対しても自分なりの答えを突き詰めて、挑戦を続けていきたいと考えています。
―後輩たちへのメッセージを。
答えとして適切かはわかりませんが、「型にはめることなく“自分らしさ”を持ってほしい」。同じ考え、同じ見方をする人はいないし、こうしたいと思っても、同じやり方では違和感が出てきてしまう。自分の中で消化してやりやすい方法を探すということが大事なんじゃないかなと思っています。
幸い、当社は「これをすべき」と型にはめる人物投資・育成をしていないので、さまざまなチャレンジをするにはすごくいい環境だと思います。「自分らしさ」を武器にがんばってください!