東京レジャー開発
事業本部 竹内 沙織
お客様に「Re:Creation」(自分を再創造・再発見)を体験してもらえる空間を作ること。
これを東京レジャーの価値として掲げ、全スタッフに浸透することを最終目標に、同じ職場の仲間に「イイね!」「すばらしい!」「ありがとう!」と感じたことを挙げてもらう取り組みを2022年度よりスタートしました。
そして、今回も数多くの推薦の中から、2023年度上期の優秀者を2名決定。また、素晴らしい視点をもって推薦してくださった推薦者にも表彰を行いました。
~2023年度上期 優秀賞の紹介~
<優秀賞>紀南カントリークラブ 橋本 恵司さん
新卒から約20年間、ゴルフ業界で勤務。紀南カントリークラブも勤続16年というベテラン社員で、フロント勤務を経て現在はコース管理部門で働かれています。人員不足により、体制が安定しないコース管理部門にて、自ら考え行動することでチームにもゴルフ場全体にも好循環をもたらしているという点で評価され、受賞となりました。
『現状に満足せず、試行錯誤することで最高のコースを創る。自ら全体最適を図り、ゴルフ場全体に貢献!』
コースコンディションが良好なことでお客様からも評判の紀南カントリークラブ。(以下、紀南CC)近隣コースが苦戦するなかでも、集客を維持できているなど、コース管理の功績は大きい。一方で、現場の実態としては慢性的な人員不足により体制が安定しない状況が続いていました。そんな組織の中で全体を引っ張っているのが橋本さん。管理職ではないものの、より良いコースを目指して積極的に意見を言い、作業効率の改善や人員配置の見直しまでも行っているという。「支配人の目指すコース像と自分の理想が一致しているので非常にやりやすい環境。純粋に景観が美しいコースが好きなので、そのために自分ができることを日々やっています。」と橋本さん。過去には夏に2年連続でグリーンの焼けや病気が発生するなど、失敗も経験したからこそ、これまで以上に当事者意識を持って取り組むようになったそうです。コースコンディションはゴルフ場の生命線とも言える重要な要素。売上にも大きく影響するので、そのプレッシャーも大きいが、だからこそやりがあると言う。「より良いコースを目指すには同じことを繰り返すだけでは不十分。従来の方法にとらわれず、試行錯誤するのも楽しい」と話してくださいました。今回、橋本さんを優秀賞に推したコース管理部門所属の越前 亮太さんは「コース管理は専門職なので、橋本さんのようにフロント勤務を経てコース管理という経歴はとても珍しい。だからこそ視野が広いのだと思う。コース管理だけでなく、紀南CC全体のことを考えて、他部門と積極的にコミュニケーションをとり、チームに情報共有をしてくれている」とコメント。たしかにフロント等のハウス部門とコース管理では、事務所がそれぞれ別の建物にあり、同じ組織内でありながら意識しなければコミュニケーションが減ってしまうという側面があるのも事実。同じ方向を向いて有機的に連携がとれているからこそ、好循環が生まれているのだと感じることができました。
今回の受賞について、仲前支配人と田端副支配人も大喜び。「橋本さんは自分をアピールしない謙虚なタイプ。今回の受賞を自信に繋げてほしい」とのこと。次世代を担う存在として、今後の活躍に期待しています!