社員の成長と会社の発展を一致させるための表彰制度
いいモノはいい!リーダー : 執行役員 総務部長 渡辺 康宏
スクエアビルでは今年度より、「業務に有益な資格」「趣味一芸の資格」の取得を奨励し、取得した人を表彰する制度を開始した。その目的は、最強の少数精鋭チームを創ること。
スクエアビルは、社員4名で事業運営をしており、一人が何役もの役割を担っている。
まさに個々人の実力が、事業活動の成果であるキャッシュに直結する。
いいモノはいい!リーダーの渡辺は、「一人ひとりが、スクエアビルのために何ができるか?を問う。と同時に、この会社にいることで成長できていると各自が実感することが重要」と語る。
スクエアビルは、設立以来、岡山駅前のオフィスビル1棟の堅実な管理・運営が命題だったが、2020年からグループの資産価値向上が使命となった。
そこで一人ひとりのレベルアップを図り、真に少数精鋭のチームとなるために業務に有益な資格取得を促進する表彰制度を設定。
そもそもビル運営に当たり、建築物環境衛生管理技術者や電気第三種主任技術者など、あらゆる資格が必要となるが、会社としては2年前に宅地建物取引業者の登録を行い、役割拡大とグループシナジーを最大限に活かすべく仲介業も担い、宅地建物取引主任者、ビル経営管理士など、必要となる資格の数もレベルも上がっている。
部署ごとに推奨資格を設定し、資格取得者には奨励金を支給することで、社員のモチベーションアップを図る。
また、社員一人ひとりの人生を豊かにすること、より深くお互いを知るために、趣味一芸の資格取得に対しても表彰制度を設定。取得者には、2ヶ月に1回開催する社内懇親会にてそれを披露してもらうこととする。
プライベートも仕事も人生。それぞれが互いに作用していくことで、個人の成長と会社の発展をつなげていく。
【設定した賞と運用プロセス】
■業務に有益な資格取得
部署ごとに推奨資格を設定し、取得者には忘年会での表彰と奨励金を授与。
名刺にも取得した資格を掲載する。
■趣味一芸の資格取得
自分の人生を豊かにするための資格であれば、何でもOK。
取得者には、2ヶ月に1回の懇親会で成果や腕前を披露する機会が設けられ、同僚と分かち合うことで皆に自分を理解してもらい、仲間としての絆を深める。