いいモノはいい!リーダー:理事・取締役 伊藤英明
自由高等学院(全日型教育)と希望高等学園(通学とWEBによる在宅学習の併用 又は 完全WEBによる在宅学習)は、長期欠席・不登校・特別な支援を必要とする人など、一般の高校に通いにくい生徒を対象にした学校である。多様性や個性を認め一人ひとりに寄り添い、可能性を高めることで、生徒一人ひとりの「夢」や「希望」を実現し、一人ひとりが幸せになることを目指している。
生徒を夢や希望の実現に導くためには、まず、教職員が心理的安全性のある職場環境の中で、個々の能力や個性を十分に発揮できることが大切だと考える。教員同士の心のつながりがなければ、良い教育や指導、広報活動などはできないと思うからこそである。
教職員がお互いに得意なことを活かし、苦手なことを協力・サポートし合える職場になることで仕事の効率化を図ることができる。そのような環境をつくることで、教職員間の信頼感を醸成し、一人ひとりのモチベーション(やる気)を引き出し、生徒を夢や希望の実現に導けるような、良い指導につなげたい。それが教職員自身の幸せにつながることを目的として、今回の「いいモノはいい!」表彰制度を設定した。
~設定した賞と運用プロセス~
【ONE FOR ALL賞】
誰かが誰かの為、みんなの為にしてくれたことを表彰。
職場間で良い事をしていても、業務に追われてつい、やってくれていることが当たり前になっている事柄にスポットを当てる。
「〇〇さんが、これをやってくれたから助かった!」など一人ひとりの行動に目を向け、自分が助けてもらった相手に投票する。投票数が多い人を半期に一度表彰。
【キャリアアップ賞】
希望高等学園:「発達障害学習支援サポーター」資格取得者には、取得費用の一部補助と表彰。(全教職員の取得を目指す)
自由高等学院:研修参加や幅広い資格取得を目指し、自己研鑽を図っている教職員に対し表彰。
【オンリーワン賞】
人数が少ないからこそできる、一人ひとりの良いところを表彰。 心に余裕がなければモチベーションも上がらない。落ち込むときもある。互いの良いところを認め合うことで、心のつながりが生まれる。また、自分の良いところを知ることで、自己肯定できる。そうして初めて、心に余裕が生まれ、心理的安全性のある職場環境が創られる。普段の様子を観察、他の教員からの話などを参考に部長が決定、年度末に表彰する。